秀桜会

エニアグラムタイプ診断 Enneagram type of student

エニアグラムタイプ診断とは


エニアグラム性格論に基づく分類

ソニー、トヨタ、アップル、IBM、コカ・コーラなどの世界的企業が社員育成に活用する性格分析「エニアグラム」を生徒様と相性の良い教師を選抜する際の1要素として取り入れております。 「エニアグラム」は、人間の性格を9つの本質に分け、その本質からもっているタイプを見極めることで、能力を最大限に活かすためのツールとして世界中で活用されています。
エニアグラム

エニアグラム診断

以下の質問に答えることで、生徒様のエニアグラムタイプの可能性を診断できます。説明を読みながら、人生の大半の場面で自分にあてはまる感覚なのか、あてはまらない感覚なのかをチェックしてみてください。理想(こうありたい)ではなく、事実どうだったかを思い返してみてください。

質問は全部で27個あります。チェックボックスの数字は以下を表しています

1 私はまじめ(厳格)で、「こうあるべきだ」という自分なりの正解を持っていて、判断が早い。
2 私は他人が困っていることに関心が向いていて、自分のことは二の次であまり考えないことが多い。
3 私は、目的志向であり、目標を達成したい強い思いから、合理的に物事を推し進めて感情がぶれることはあまりない。
4 私は、社会のルールより自分の直観を信じて、他者とは全く違う「自分らしくある」ことにこだわる。
5 私は、自分の論理性と客観性を信頼して、あまり人を頼ったり期待したりはしない。
6 私は、安心安全でいたいために、ものごとの不安な面やネガティブな面を考えがちになる。だから用心深く慎重に行動する。
7 私は、外交的で自由に伸び伸びと振る舞い活動的。ワクワク楽しく常に刺激を欲している。
8 私は、人との対決や困難な状況を楽しみ、時に攻撃的になりがち。人からあれこれ細かい指示を受けるのは受け入れがたい。
9 私は、人を裁かず受け入れるので、人から安心感を持たれたり、「癒される」と言われる。
10 私は間違うことが嫌いなので、物事が正しいかどうか批判的な目で見る。
11 私は人に親切や世話を焼いて、人にとって必要な人(親密な間柄)になりたいと強く思っている。
12 私は、「失敗すること」が人から無能だと思われるのでとても嫌だ。だからとても努力する。
13 私は、深く激しく感情がかき立てられる状況に心が惹かれる。そして感情に浸るとなかなか抜け出せない。
14 私は、普段口数は少なめで、価値の無いこと(誰でも話すようなこと)は話そうと思わないが、専門分野や興味あることには途端におしゃべりになる
15 私は、周囲の状況をよく見て、人や場が良い雰囲気になるようによく気を遣う。仲間から好かれて信頼関係がないと不安だ。
16 私は、物事のポジティブな側面に焦点を当て、辛い現実などネガティブな側面は避けて見ない傾向がある。(現実逃避し後回し)
17 私は、率直なコミュニケーションを好み、小さいこと・些末なことはあまり気にしない。
18 私は、人間関係に波風を立てるのが嫌いで平穏でありたいために、優柔不断なことがよくある。
19 私は客観的で分別があるので、あまり羽目を外せない。(外すべきだとは思う)
20 私は人にしてあげたことについて、気にかけてもらえなかったり、反応が無いととても嫌な気持ちになる。
21 私は、私の優れた行動や成果や考えを他の人が認めない時は、本当に気になる。(他の人からの評判が気になる。)
22 私は、自分の世界観の中で妄想することや、何かを創造することに心惹かれるが、感情をストレートには恥ずかしくて出せない。
23 私は、周囲と感情的な距離を置き、本を読んだり思考することにふけり、一人でいることを好む。
24 私は、決まった規則やルール、自分の義務は強い責任感を持って果たす。(時間や約束は守り、決まった行動を取る)
25 私は、好奇心が強いが長続きせず、興味が薄れると飽きて次の関心に移ってしまうことが多い。退屈でいたくない。
26 私は、自分に対して理由無く大きな確信を持っていて、意志決定を難しいと思わない。
27 私は、人や場に波風を立てたくないために表面上は受け身で相手に合わせることが多いが、内面は自分の考えを変えずに頑固である。

以下が診断結果です。
数値が最も大きなものがあなたのタイプである可能性が高いものです。(30点満点)
※絵を押すと各エニアグラムタイプの詳細へ飛びます。

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診断に戻るにはこちらをクリック


タイプ1「完璧主義者」

<特徴>
・妥協せず努力する
・計画通り、物事を進めたい
・手抜きや中途半端な状態が許せない
<有効な教え方・伝え方>
☜① こだわりの傾向を把握する
☜② 優先順位を説明する
☜③ 何事も計画ベースで話を進める
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 本人のこだわり、計画等を軽視するような言動
🆖② 「為せば成る」等、計画性や根拠のない説得
🆖③ ルーズな一面をこちらが見せること

タイプ2「献身家」

<特徴>
・人のために尽くす
・相手の気持ちを想像する力に長け、感受性が豊か
・感謝されないこと、必要とされないことに不安を抱きやすい
<有効な教え方・伝え方>
☜① 献身的な言動を見逃さない
☜② 感謝している内容を具体的に伝える
☜③ メリットではなく、「貢献度」に目を向けさせる
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 貢献を軽視する言動
🆖② 自己主張を求めること

タイプ3「成功者」

<特徴>
・「成功すること」「目標を達成すること」を好む
・目立つこと、周囲から注目を集めることが好き
・地味なこと、目立たないことが嫌いで、実力以上に見栄を張ることもある
<有効な教え方・伝え方>
☜① 有能性・優位性に言及しながら褒める
☜② 成し遂げた後のメリットを強調する
☜③ 注意深く観察し、実態を正しく把握する
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 本人がやっていること・これからやることを簡単なことだと思わせる
🆖② 端的に改善することのメリットを伝えるのではなく、感覚で語ってしまう

タイプ4「芸術家」

<特徴>
・「人とは違う自分」「特別な存在である自分」でありたい
・一般的ではない独特の感性、視点を持っている
・自分勝手、協調性がないと思われやすい
<有効な教え方・伝え方>
☜① 「オリジナリティ」を積極的に褒める
☜② 適度な距離を保ち「静観」する
☜③ 提案や指示を出すときは「特別感」を与える
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 「皆がやっていること」を押し付けるような言動
🆖② 手取り足取り、事細かに管理すること

タイプ5「分析者」

<特徴>
・「好きなこと、気に入っている物事に没頭すること」が得意
・論理的で冷静な判断ができる
・良くも悪くも、周りを気にしない
<有効な教え方・伝え方>
☜① 制限時間・期日・完成度を明確に伝える
☜② 本人が関心を示しそうな要素を見つける
☜③ チームや集団への所属意識を持たせる
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 集中状態を妨げること
🆖② 過度なオーバーリアクションをすること

タイプ6「堅実者」

<特徴>
・「みんなと一緒」「前例がある」こと等、安心と安定を好む
・慎重かつ丁寧に物事を進めていくができる
・決断や行動が苦手で、先送りにする傾向がある
<有効な教え方・伝え方>
☜① 過去の成功体験を把握しておく
☜② 「一緒にやってみよう」と伝える
☜③ 不安や心配事には、じっくりと腰を据えて付き合う
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 突き放すような言動
🆖② 楽観的な言動

タイプ7「楽天家」

<特徴>
・物事を「ポジティブにとらえること」が上手
・行動的でフットワークが軽い
・飽きっぽい、熱しやすく、冷めやすいところがある
<有効な教え方・伝え方>
☜① ポジティブな未来を示す
☜② 負荷の掛かる課題を与える
☜③ ミスや言い訳をしても責めない
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 「現実的に考えて」「前例がないから」等の根拠で否定する
🆖② 丁寧さ・完璧さを求める

タイプ8「統率者」

<特徴>
・「人の上に立つ」「人から頼られる存在」でありたい
・自信家で、意見をはっきり主張できる
・攻撃的、冷たいと誤解されることがある
<有効な教え方・伝え方>
☜① 力量を示し、信頼関係を構築する
☜② 相談形式で学習計画や課題を設定する
☜③ 褒める時は、周囲への「影響力」に言及する
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 見下されたと受け取られる言動
🆖② 約束の不履行・朝令暮改

タイプ9「調停者」

<特徴>
・争いごとを避け、「自他ともに平穏であること」を好む
・忍耐力があり、他者と協調することが得意
・受動的、八方美人な一面がある
<有効な教え方・伝え方>
☜① 信頼関係の構築に時間を掛けること
☜② 大器晩成を目指して計画を練る
☜③ 第三者を巻き込んで褒める・存在承認をしながら褒める
<やってはいけない言動・行動>
🆖① 角が立つような言動
🆖② 急かされること・発破を掛けられること


指導への活用

上記でエニアグラムの性格と、その性格を持つ生徒様への有効な教え方や伝え方、やってはいけない言動・行動についてご紹介しました。ひとりひとりが上記のどれかひとつだけにあてはまるというわけでなく、どの性格が強い傾向にあるかということですので、状況や相対する人によって、強く出る特性も変わってくると思います。ぜひご家庭での親子間の良好なコミュニケーションに役立てていただければ幸いです。
当会でも、どんな特性の家庭教師であれば、生徒様にとってプラスの性格を引き出せるか、またどのようにしたら、その特性を最大限生かして、成果を最大化できるかということを考慮して教師選抜をおこなっております。