良い家庭教師センターと優秀な家庭教師の選び方を3つの条件で紹介
本記事では、勉強習慣専門の家庭教師 秀桜会の代表吉田が、良い家庭教師センターと優秀な家庭教師の選び方を3つの条件で紹介します。
最近、子供の成績が落ちてきて家庭教師を検討したい。
塾に通っているのになかなか伸びず、家庭教師に切り替えたい。
そんなふうに思って調べてみても、どこがよいのかさっぱりわからない。
そんな親御様の声に応えるべく、本記事では良い家庭教師センターと良い家庭教師を紹介していきます。
ぜひお子様の成績UPの参考にしてください。
逆に、お勧めできない家庭教師の特徴や、完璧な先生でなくとも、ハズレではない先生を見分ける方法についても紹介していますのであわせてご覧ください。
目次
良い家庭教師センターを見極めるための3ヶ条
巷にたくさんある家庭教師センター。
HPだけみてもよくわからない。。
かといって、いくつも申し込むわけにはいかないし。。
そんなお悩みを持つ親御様のために、当会代表の吉田がこの観点でHPを確認すれば間違いない、という項目3つをこれからお伝えいたします。
1.料金や教材に関する確認
まず1点目ですが、料金がHPに明記されていないところは論外です。
わかりにくいと感じるところもNGです。
かかる費用は本来、最重要情報でありお客様に明示すべき事項です。
にもかかわらず、それができていないところは、誠実さに欠けると思います。
また、後から想定外の料金を請求されるリスクもあります。
大手でも明記していないところはNGです。
ネームバリューだけで信用して、高額な料金を支払わなければならなくなった、ということがないように注意しましょう。
また、仮に料金が明示されていても、指導料以外に毎月かかる費用(管理費等)があるところや解約金がかかるところはNG です。
あと、前払い制ではなく後払い制の方が余分なお金を払う必要がなくベターですのでできればそこも確認しましょう。
2.教師との相性の確認
次に2点目ですが、無料体験授業がないところは除外しましょう。
仮に無料体験授業があっても、実際に担当する教師を体験できないところはNG とすべきです。
やはり家庭教師は人と人。
教師とお子様の相性は大変重要です。
にもかかわらず、体験授業なしで相性を確認せず、指導開始するようなところでは、なかなか成績もあがりにくいでしょう。
あとは教師交代が無料でないところも避けた方がベターです。
良い先生でも、ゼミや就職活動などの都合で、日程が合いにくくなることもあります。
そういった際に、すぐに無料で先生を交代できないのはリスクになります。
こういった細かい点も十分確認しましよう。
3.対応の柔軟性の確認
最後に、柔軟な対応ができないところはNGです。
それを見極めるのに一番わかりやすいのは、事務局にいつでも悩み事を質問や相談できるかどうかです。
教師任せではなく、事務局がご家庭に寄り添ってくれるか、いざというとき頼れるかは長い受験期間を乗り越える上で大切です。
テスト前に指導回数を増やす際なども、事務局が柔軟だとスムーズにことが進みます。
個人契約でなく家庭教師センターを通すメリットを十分に活かしましょう。
優秀な家庭教師を見極めるための3ヶ条
良い家庭教師センターが見つかって、無料体験を受けたけど、本当にこの先生でよいのだろうか。
今度、無料体験を受けるけど、どんな観点で確認すればよいのか。
そんなお悩みを持っている親御様向けに、代表吉田が思う優秀な家庭教師をお伝えいたします。
ぜひ以下の観点で先生を見極めてみてください。
※大学受験を想定して記載しておりますが、高校受験や中学受験でもポイントは同じです。
①指導科目の各分野のつながりを理解しているか
例えば、高校数学であれば、数Ⅱで学習する「三角関数」「図形と方程式」「指数対数」「微分積分」は数Iの「二次関数」の知識を基本としています。
分野間のつながりを理解していないと、本質的な原因を取り除くことができません。
生徒が「三角関数」の問題が解けない時にその問題の解き方のみ教える、といったことが起こります。
これはその場しのぎにしかなりません。
むしろ、生徒は『解けた気になってしまう』という意味で非常に危険です。
良い指導者とは、生徒の躓きから本質的にどこに原因があるか見抜くことができる人だと思います。
②受験科目全体で戦略が立てられるか
例えば、東大を目指している英語が苦手な生徒がいるとします。
彼は英語が苦手だから英語の指導をお願いする。
英語以外は合格基準に達していればこれでもよいです。
しかし、ほとんどは他の科目でも問題を抱えているはずです。
試験まで時間がない中で、余分な時間は使えません。
試験の配点と生徒の実力を踏まえて、それぞれの科目で何点をめざすか。
そのために各科目をどれくらい伸ばすのか。
受験科目全体で総合的な戦略を立てて臨む必要があります。
“プロ”の場合でも、その多くは1, 2科目に特化しています。
従って、こういった戦略が立てられない場合が驚くほどに多いです。
- 担当科目だけにこだわり必要以上に難しい参考書をやらせる。
- 古典的な名著を進められる。
そんなケースをよく耳にします。
家庭教師の目標は、自分の担当科目を伸ばすことではなく、【生徒の合格】です。
それを達成する上で、総合的な戦略策定能力は必要不可欠です。
③合格に向けて全体のロードマップを描けるか
①、②とも関連しますが、科目ごとに正しい順序で理解を積み上げていくことが、最終的に合格を勝ち取るためには重要です。
具体的には子供のレベルに合った解説や教材選びができるかといった点がポイントです。
特にまだ受験年度でない生徒の場合、②よりも③の重要度が増します。
ここで、徒に難しい教材を勧められる場合、デメリットが多いので慎重に検討すべきです。
ゴールから逆算して長期的な計画(=ロードマップ)を描ける教師。
それは紛れもなく良い家庭教師です。
まとめ
上記で、良い家庭教師センターと良い家庭教師(指導者)について紹介しました。
まとめると以下になります。
<良い家庭教師センター>
- 料金がHPに明記されており管理費や解約金などがない
- 無料体験授業で実際に担当予定の教師との相性を確認できる
- 対応が柔軟性で事務局に悩みを相談できる
<良い指導者>
- 指導科目の各分野のつながりを理解している
- 受験科目全体で戦略が立てられる
- 合格に向けて全体のロードマップを描ける
逆に、もしいま塾や家庭教師で教わっている教師が、以下に該当する場合、要注意です。
<あまりお勧めできない指導者>
- 一問一答的な教え方しかできない
- 自分の指導科目のことしか考えていない
- 指導が場当たり的
現実的なお話
ここまでで、家庭教師の選び方についてお伝えしました。
ここからは、もう少し現実的なお話をさせていただきます。
上記に記載した<良い指導者>の条件を満たす先生は、現実には、ほんの一握りだと思います。
このレベルの先生を探すにはたくさん時間がかかるし、料金も高額になります。
運良くこんな先生に巡り会えたら成績アップ間違いなしですが、それはなかなか難しいでしょう。
では、”ハズレではない”先生を見分けるにはどうすればいいか?
それは授業が終わった後のお子様の顔をみれば一目瞭然だと思います。
授業後に、継続的なやる気を出させることができる先生は良い先生です。
このような先生であれば、授業が楽しいから勉強を前向きに捉えることができるようになる可能性が高いです。
家庭教師の選び方は理解していただけましたか?
ぜひ家庭教師を決める際に悩んだら参考にしてみてくださいね!
また、秀桜会には上記を満たすような優秀な家庭教師が在籍しています。
当会の指導に興味がある場合は、こちらからお問い合わせください。
勉強に関するご質問やお悩みでも構いません。