英単語の効率的な覚え方
この記事では、英単語の効率的な覚え方について紹介しています。
「英単語が覚えられない…」
「英単語のやる気が出ない…」
「英単語を効率的に覚える勉強法が知りたい…」
このようなお悩みを持つ小中高生も多いと思います。
そんな小中高生向けに、センター試験(旧共通テスト)の本番で200点中192点をとった私が、楽しく効率的に英単語を覚える方法を伝授いたします。
これを読めば、もう英単語で悩むことはなくなるはずです!
それで本題にいきましょう!
目次
一般的によく言われること
英単語を覚えるには、様々な方法があります。
一般的に良いと言われている、いくつかの方法はこんな感じです。
(参考なのでさらっと読み飛ばしてください。笑)
- 読み方と意味を一緒に覚える
英単語を覚えるには、単語の読み方と意味を一緒に覚えるのがよいでしょう。何も考えず、文字通り「単語を覚える」だけでは、意味を理解しないままになる可能性があります。 - 使い方を覚える
単語を覚えるだけでは、使い方を覚えていないため、自然な文章を作ることができないかもしれません。そのため、単語を使った文章やフレーズを覚えることで、使い方も同時に覚えることができます。 - 関連する単語を覚える
単語は、複数の関連する単語と一緒に使われることがよくあります。そのため、単語を覚える際には、関連する単語も同時に覚えることで、より自然な文章を作ることができるようになります。 - リズムやメロディーを利用する
単語を覚える際には、リズムやメロディーを利用するのもよいでしょう。単語を歌やリズムで覚えることで、記憶に残りやすくなります。 - 何度も繰り返して覚える
単語を覚えるには、何度も繰り返して覚えるのがよいでしょう。単語を1度だけ覚えるだけでは、すぐに忘れてしまいますが、何度も繰り返して覚えることで、記憶に残りやすくなります。
・・・はい。
言っていることはわかりますが、少しわかりにくいですね。
安心してください。
私がこれからお伝えする”鉄則3つ”だけ意識すればOKです。
英単語暗記の鉄則3つ
ずばり、英単語暗記の鉄則は次の3つです。
- 目だけでなく耳や口もつかって覚える
- 単語単体ではなくフレーズで覚える
- 単語帳をチラ見する頻度を上げる
目だけでなく耳や口もつかって覚える
まず1点目について。
多くの人が目でインプットし、書いてアウトプットしようとします。
ですが、これだけだと多くの場合、あまり効率的とは言えません。
なぜなら、書くのに時間がかかるからです。
確かに、一番最初は単語帳を見てつづりと意味をインプットする必要がありますが、アウトプットは口(発音)ですることをおすすめします。
口で言うだけならすぐできます。
それに読めない単語は覚えられません。
発音大事。
2回目以降は耳でインプットして口でアウトプットするのがGoodです。
使うのは耳と口なので、通学時間をうまく活用すると良いと思います。
自転車通学なら、単語帳に付属の音声教材を行き帰りに毎日シャドーウィングしましょう。
電車通学の方は一駅分歩いて、その時間を使うことをオススメします(高校時代、学年一位の友人がやってました)。
そんな感じで毎日続けていくと、だいたいいつもパッと意味が出てこない苦手な単語がわかってきます。
そしたら、それに印をつけて集中的に単語帳を見ながら音読しましょう。
必要に応じてジェスチャーを交えながら発音するとより記憶に定着しやすくなります。
単語単体ではなくフレーズで覚える
例えば、”duplicate(=複製する)”という英単語を覚えたいとします。
この時に、ただ「duplicate = 複製する」と覚えるのは、しんどい。
気持ち的に。
そうではなくて次のように覚えると良いでしょう。
「duplicate a DVD = DVDを複製する」
このようにフレーズで覚えることのメリットは大きく2つあります。
一つは単純に楽しい。
リズムをつけて読んでみてください。
duplicate a DVD ♪
楽しくないですか?(爆)
もう一つは情景を想像しやすいので記憶に残る。
音読と組み合わせて、フレーズを音読しながら覚えると最強です。
単語帳をチラ見する頻度を上げる
次に2点目について、人の記憶は1日後には74%忘れてしまっているとも言われています(忘却曲線ってやつです)。
だからこそ、こまめな反復を徹底しましょう!
例えば、10日で英単語100個覚えるのに、「①ある日に1日50個やって10日後に残りの50個やる」のと、「②毎日10個ずつ10日かける」のはどちらが正しいでしょうか?
・・・実は、どちらも正しくありません。※いじわるでごめんなさい
でも、①、②とも10日後には最初の方にやった単語は忘れてしまっていると思いませんか??
この場合、おすすめのやり方は、『復習サイクルを意識し10日目に全ての単語の翌日復習が終わるように進める』です。
具体的には下記表を見るとイメージしやすいかもしれません。
(※なおこの復習シートは数学でも併用しているため、数学用の記載となっています。)
実際には復習する単語数は○/▲/×の状況にもよりますが、計画としてはこんな感じでしょうか。
こう聞くとそりゃそうだ、と思うかもしれません。
しかし、日々の学習を振り返ってみると、単語テストが終わったら復習していなかったり①、②のような学習をしてしまっていませんか?
学習において復習はとにかく重要です!
だからこそ、日頃から、復習を考慮に入れた計画策定を意識しましょう。
まとめ
上記で英単語の効率的な覚え方について紹介しました。
改めて、鉄則3つは以下でしたね。
- 目だけでなく耳や口もつかって覚える
- 単語単体ではなくフレーズで覚える
- 単語帳をチラ見する頻度を上げる
「どの単語帳を使えば良い?」「学習計画の策定に自信がない…」など英単語学習について相談したい方はこちらからご相談ください。
お子様の学習状況にあった提案をさせていただきます。
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