文章読解・数式処理を向上させる方法【受験勉強開始前にチェックしよう】
本記事では、これから受験勉強をはじめようという高校生向けに、文章読解・数式処理能力の向上方法を紹介しています。
文章読解・数式処理能力が十分でない状態で受験勉強をがんばっても、効率が悪く十分な成果は得られません。
そこで、まずチェックテストを受けてもらい、その点数に応じて文章読解・数式処理能力の対策要否を判断して進める形式にしました。
「チェックテストはめんどくさい」という場合は、現在の自分の学力と本番までの時間を踏まえて要否を判断してください。
「木こりのジレンマ」の話にある通り、成果を最大化するにはがむしゃらにがんばるよりもまず斧を研ぐ(=文章読解・数式処理能力を向上させる)ことが重要です。
3ヶ月もあれば、鍛えられるので、軽視せず真面目に取り組みましょう。
目次
チェックテスト
①文章処理能力:
下記の第1問から第3問までの平均点が40点以下の場合、小学校からの学習が必須です。
平均点が45点以下の場合、中学校からの学習が必要です。
小中学校をやり直した生徒の平均得点は47±3点。
小中学校レベルをやり直した後、第4問から第14問の平均得点は45点〜50点になるはずです。
②数式処理能力:
2種のチェックテストを受けてかかった時間を計測することで、合格者の平均と今の実力を確認します
なお、全問正解が前提です。
志望レベル | Aセット | Bセット |
---|---|---|
難関大学 | 150秒 | 300秒 |
中堅国立大学 | 190秒 | 400秒 |
テスト実施はこちらから。
文章読解・数式処理を鍛える
「①文章処理能力」と「②数式処理能力」に分けて推奨教材を紹介していきます。
■全体所要期間:2〜3ヶ月
まずは「①文章処理能力」からです。
「①文章処理能力」:小学校レベル編
■所要期間:1日90分として1〜2週間
→進め方:
1冊最後までやったら、復習としてもう1週する。
ここで全問正解となることを目指します。
「①文章処理能力」:中学校レベル編
■所要期間:1日90分として2〜4週間
→進め方:
「システム読解」のセクション1で3問以上間違えたら小学校レベル編をやる。
次にセクション1を意識しながらセクション2を解く。
仕上げにセクション3をやる。
すぐに答えを見ず、確実に全問正解といえるまで考え抜いてから採点する。
ここで80%を切る場合、小学校レベル編に戻ってから再実施する。
続いて、「②数式処理能力」です。
「②数式処理能力」:小学校レベル編
■所要期間:1日90分として1〜2週間
以下の中から好みに合うものを選択してください。
「②数式処理能力」:中学校レベル編
■所要期間:1日90分として2〜4週間
「理解」も含めて強化したい人は以下を使いましょう。
「計算」に特化したい場合は、10分間復習ドリルの計算を使用します。中1〜3まで実施してください。
以上で文章読解・数式処理を向上させる方法の紹介は以上です。繰り返しになりますが、ここを軽視するとその後の学習効率がわるく「成績が伸びない」ことにつながるので、馬鹿にせずきちんと取り組むようにしてください。
なお、現在勉強習慣がなくても、偏差値60を目指す具体的な方法を以下で解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。